漢方内科

それが西洋、東洋に限らず医学の基本的な
スタンスではないでしょうか。

漢方は人間ひとりひとりの体を
「バランスのとれた世界」「小さな宇宙」と
とらえ、微妙に崩れたバランスを元に戻すことで
不調を治してゆくのです。

だからこそ、よりトータルに健康をめざすことが
できるのです。古くて新しい知恵、「漢方」。
あなたもその力を活用して、自分自身の自然治癒力に目覚めてみませんか。

漢方診療の特徴は、病気や病態だけを観るのでなくその方の体質や習慣、
食生活や嗜好なども同時に捉えて治療するところにあります。
病気は同じでも患者さんの体質や生活は一人一人違うので、
それぞれの方にあった漢方薬を処方しなければなりません。

漢方エキス製剤を処方する時にはいくつかのエキス剤を適量混合して
その人の体質と病気にあった処方を作り上げる必要があります。

漢方薬が有効であると考えている病態

以下は私が漢方薬が有効であると考えている病態です。

• 自律神経失調症と診断され病院を転々としている人
• 心身のあちこちに苦痛があり検査では異常がないと言われている人
• 朝に弱くて、立ちくらみ・肩こり・頭痛で困っている人
• 慢性の痛みで悩んでいる人・腹痛を繰り返す子供・偏頭痛など
• アレルギー性鼻炎（花粉症）・慢性副鼻腔炎・気管支喘息・扁桃腺炎を
  繰り返す人
• 更年期障害・月径困難症・乳腺や子宮の手術後のリンパ浮腫・不妊症・冷え性など
• アトピー性皮膚炎・アレルギー性皮膚疾患・脂漏性皮膚炎・ニキビなど
• 体質が虚弱な人・夏ばてをする人・食の細い人・慢性の便秘・下痢と便秘を
  繰り返す人
• 膝関節症・骨粗しょう症・神経痛など
• 膠原病の補助療法・慢性関節リュウマチ・強皮症・ＳＬＥなど
• うつ病・不安神経症・パニック障害・認知症など
• メタボリック症候群・高血圧症・慢性胃炎など